【重要なお知らせ】
新型コロナウィルスの影響拡大に伴い、ご来場者様への危険性が憂慮されるため、延期しておりました、セミナーをオンラインセミナーに変更し開催する事と致しました。
セミナーは5月20日<セラミックス・金属編>、5月28日<バイオマテリアル・高分子編>の2日程にて開催いたします。インターネットに接続できる環境でお手元のパソコンや各種端末からご参加いただけます。皆様のご参加をお待ちしております。
様々な技術分野において、ナノインデンテーションによる微小領域の機械特性評価は材料の研究開発に必要不可欠です。昨今では、新しい価値の創造のた めに生体材料、セラミックス、ポリマー、金属、半導体関連材料など非常に幅広い分野で活用されています。本セミナーでは、ナノインデンテーション技術に深 い知見を持つ講師をお招きし、生体組織の力学特性評価やメソスケール破壊特性評価に関する研究成果をご紹介頂くほか、ブルカーナノ表面計測事業部よ りナノインデンテーションの幅広い活用事例を紹介いたします。皆様のご参加をスタッフ一同心よりお待ちしております。
日時 | 2020年5月20日(水) 13:30~15:30 (13:00ログイン受付開始) ~セラミックス・金属~ 2020年5月28日(木) 13:30~15:30 (13:00ログイン受付開始) ~バイオマテリアル・高分子~ |
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形式 | ウェビナー(オンラインによるWEBセミナー)※お持ちのPCにてインターネット経由でのご参加となります。インターネットに接続できる環境でお手元のパソコンや各種端末からご参加いただけます。 ウェビナー配信サービスには「GoToWebinar」を利用致します。 |
参加費 | 無料(事前登録制) |
お申込み | 下記登録フォームよりお申込み下さい。 ● WEB登録フォーム ①5月20日<セラミック・金属> ● WEB登録フォーム ②5月28日<バイオマテリアル・高分子> |
時間 | 内容 (当日のプログラムは予告なく変更することがございます。) |
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13:30~13:35 | 開催のご挨拶 |
13:35~14:10 | 「ナノインデンテーション技術の紹介」 ・ナノインデンテーション技術の基礎 (金属の結晶方位(EBSD)とナノインデンテーションの複合分析事例、セラミックスハードコーティング薄膜の耐摩耗性評価事例など) ブルカージャパン株式会社 ナノ表面計測事業部 アプリケーション部 |
14:10~14:15 | 休憩 |
14:15~15:25 | [特別講演] 「マイクロカンチレバー試験片を用いた材料のメソスケール破壊特性評価」 材料の高信頼性化・長寿命化を図るために、部材の微構造制御に関する研究が多く行われている。部材のマクロな特性は局所領域の特性に支配さ れることから、高信頼性・長寿命部材の開発を確実に進めるためには、部材局所領域の破壊特性を適確に把握する必要がある。特に、部材の表面 改質は機能や信頼性改善に効果的である。しかし、その破壊靱性や強度を測定する方法は無く、これまでブラックボックスとされてきた。本発表で は、我々がこれまでに開発してきたマイクロカンチレバー試験片を用いてトライボインデンターにて曲げ試験を行う手法で評価した各種部材の局 所領域の破壊特性について報告する。 横浜国立大学 大学院環境情報研究院 人工環境と情報部門 教授 兼 |
15:25~15:30 | クロージング |
時間 | 内容 (当日のプログラムは予告なく変更することがございます。) |
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13:30~13:35 | 開催のご挨拶 |
13:35~14:10 | 「ナノインデンテーション技術の紹介」 ・ナノインデンテーション技術の基礎・測定事例紹介 ・測定事例紹介(PDMS薄膜の冷却環境下での動的粘弾性評価事例、PMMAのひずみ速度依存性評価事例など) ブルカージャパン株式会社 ナノ表面計測事業部 アプリケーション部 |
14:10~14:15 | 休憩 |
14:15~15:25 | <特別講演> 「ナノインデンテーション法による生体組織の力学的評価」(仮) 生体組織の構造-材料レベルのバイオメカニクスは,新規生体材料のベースラインデータとして重要である.また,病態の理解や力学的特性変化によ る病変の治療抵抗性を数値化でき,創薬研究との連携も考えられる.我々はナノスケールで天然組織の物理的特性評価に取り組んでいる.ナノイン デンテーション法は,先端形状をナノスケールで校正した圧子と試料表面の接触による荷重(弾‐塑性変形)‐除荷曲線(弾性変形)から微小領域の材料 特性を考察する技術である.これは除荷時の弾性変形が時間非依存である材料,すなわち粘弾性の無い金属やセラミックスに対する評価を前提と した理論であった.一方で,生体組織は粘弾性材料であり,荷重応力に対するひずみの遅延(時間依存)を無視した従来法をそのまま適用することに は問題がある.この点,圧子先端の正弦波振動による連続測定は,粘弾性によるエラー補正とひずみ速度に依存した生体組織の特性を同時に議論で きる有効な理論体系と言える.最新のナノインデンテーション技術は,工業界だけでなく先端医療分野への導入も期待される. 昭和大学 歯学部 歯科保存学講座 歯科理工学部門 教授 柴田 陽 様 |
15:25~15:30 | クロージング |
横浜国立大学 大学院環境情報研究院 人工環境と情報部門 教授 兼
神奈川県立産業技術総合研究所 「革新的高信頼性セラミックス創製」 プロジェクト プロジェクトリーダー 多々見 純一 氏
経歴
平成9年 東京工業大学大学院理工学研究科無機材料工学専攻博士課程 修了
博士(工学)(東京工業大学)取得
平成9年 日本学術振興会 特別研究員(PD)
平成9年~平成14年 横浜国立大学工学部助手
平成14年~平成18年 横浜国立大学大学院環境情報研究院助教授
平成17年~平成18年 東京工業大学応用セラミックス研究所客員助教授
平成18年 米国ペンシルバニア-大学客員研究員
平成19年~平成24年 横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
昭和大学 歯学部 歯科保存学講座 歯科理工学部門 教授 柴田 陽 氏
経歴
平成2年 昭和大学歯学部入学
平成8年 昭和大学歯学部卒業、歯科医師免許取得
平成 8 年 昭和大学大学院歯学研究科 歯科理工学専攻
平成 12 年 昭和大学大学院歯学研究科 修了
平成 12 年 昭和大学歯学部 歯科理工学講座 助手
平成 18 ~ 19 年 シドニー大学歯学部客員研究員
平成 24 年 ニュージーランド オタゴ大学歯学部 客員教授
平成 25 年 昭和大学歯科保存学講座歯科理工学部門 講師
平成 29 年 シドニー大学 情報工学部航空宇宙工学科 客員教授
平成 31 年 昭和大学歯科保存学講座歯科理工学部門 教授
TEL:03-3523-6361 / FAX : 03-3523-6364