ブルカージャパン(株) ナノ表面計測事業部は、ナノプローブテクノロジー第167委員会の企業会員です。 ナノプローブテクノロジー第167委員会とは日本学術振興会の設置する61の産学協力研究委員会の1つであり、走査型プローブ顕微鏡(SPM)の基礎・応用技術の組織的発展を目標に活動しています。 167委員会のHPはこちら http://www.npt167.jp/ |
メカノバイオロジー研究最前線
~AFMを用いた細胞組織研究への応用例と最新AFM技術のご紹介~
本ウェビナーでは、大阪大学大学院工学研究科の松﨑賢寿助教をお招きし、先生の最新研究をご紹介頂きます。さらに、弊社の新世代のAFMであるNanoWizard Vと、細胞・組織研究向けに開発された新製品CellHesion 300も紹介します。また、当社ショールームでのNanoWizard Vによるライブデモも行います。このウェビナーは、メカノバイオロジー研究においてAFMがもたらす先端的な研究について知ることができる貴重な機会です。ぜひ皆様のご参加をお待ちしています。
光学画像のタイリングおよびAFM像の重ね合わせ
日時 | 2023年6月13(火) 13:30~14:50 (13:15ログイン受付開始) |
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形式 | ウェビナー(オンラインによるWEBセミナー)※お持ちのPCにてインターネット経由でのご参加となります。インターネットに接続できる環境でお手元のパソコンや各種端末からご参加いただけます。 ウェビナー配信サービスには「GoToWebinar」を利用致します。 |
参加費 | 無料(事前登録制) |
お申込み | 登録フォーム よりお申込み下さい。 |
時間 | 内容 |
13:30~13:35 | 開催のご挨拶 |
13:35~14:15 | NanoWizardで切り拓く細胞組織の硬さ解析 本講演では、原子間力顕微鏡(Atomic force microscopy)を臓器再生・疾病化のメカノバイオロジー研究に応用してきた例を紹介します。特に肝臓オルガノイド(Cell Stem Cell 2015, J. Phys Chem Letter 2014)や筋肉組織の形態形成の制御(iScience 2022)の研究の場面においてどう活躍したのかをお話しします。以上の”硬い”お話し以外にも、初めてAFMに初めて触れた時に感じたハードル(他社製品も含む)などの”軟らかい”経験談も混ぜ込めたらなと思います。 大阪大学院 工学研究科附属 フューチャーイノベーションセンター若手卓越教員 大阪大学院 工学研究科 物理学系専攻 応用物理学コース 松﨑賢寿 先生 |
14:15~14:45 | 最新BioAFM NanoWizard VとCellHesion 300のご紹介 弊社のNanoWizardシリーズ(AFM)は開発当初から、バイオ向けを謳っており、液中測定が容易で様々な光学顕微鏡とのマッチングが可能です。本セミナーでは、NanoWizard VとCellHesion 300の最新機能を紹介致します。特にNanoWizard Vに関しては、倒立顕微鏡に搭載された実機を見せながら、ソフトウェア画面をWebで共有し、実際に測定している感覚を体感していただければと思います。 ブルカージャパン株式会社 ナノ表面計測事業部 アプリケーション部 塚本和己 |
14:45~14:50 | クロージング |
大阪大学 大阪大学院 工学研究科附属
フューチャーイノベーションセンター若手卓越教員
大阪大学 大阪大学院
工学研究科 物理学系専攻 応用物理学コース
松﨑 賢寿 先生
ご研究内容
生体内における力学環境の空間パターンに興味を持ち、原子間力顕微鏡をベースに医理工連携を進めています。
ご研究テーマ
広義のバイオマター(高分子、結晶、細胞組織など)の硬さ測定とその意義の定量解明
原子間力顕微鏡(AFM)は、ウイルスを生理的条件下すなわち自然な姿のまま高い分解能で3次元可視化する顕微鏡です。これは、ウイルスの構造、機能、そしてその振る舞いを正しく理解していく上で重要なツールとなり得ます。またAFMは、試料表面のナノ機械特性分析が可能というユニークな特徴を持ちます。例えば、個々のウイルスの弾性率・破壊強度を測定し、ウイルスが環境内でどのように生き残り、そして感染を引き起こすのか?そうした根源的な疑問に対する知見を得ることも可能です。
本ウェビナーでは、ウイルスや各種バイオサンプルの測定に特化したBioAFMに関して、その測定例を交えて詳しく解説します。
ご視聴方法:ウェブ形式によるオンラインウェビナーです。ご視聴は下記登録フォームよりお願い致します。
ブルカージャパンでは、各種ウェビナーを開催しております。インターネットに接続できる環境でお手元のパソコンや各種端末からご参加いただけます。参加費は無料です。是非この機会に計測技術の知識を深めてみませんか?