バイオAFMの最前線:ナノスケールでの生体分子、細胞・組織と生体材料の計測および解析技術

 BioAFMユーザー様、BioAFMをご検討中のお客様、測定技術にご興味のある方、これから携わりたい等々AFMにご興味のある方を対象としてブルカーBioAFMミーティングを実施します。
今回2回目となるセミナーは、メカノバイオロジーに詳しい先生をお招きし、最新の細胞・組織の機械特性評価だけでなく、AFMを生体試料測定にどのように利用しているかなど基礎的な内容など、他ではあまり聴けない貴重な講演になるかと思います。また、トークセッションでは、周りに相談できない様々な疑問やご質問等トピックスを募集しており、測定のヒントやコツ等々、普段の皆様のお悩みに答える機会となっております。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

※トークセッションの準備として、事前に皆様からご質問を頂戴いたします。

事前の登録フォームのご記載にご協力ください。

日時2025年7月30日(水) 
13:30~17:30 (13:00受付開始) 
会場

アットビジネスセンターPREMIUM新大阪(正面口駅前)911号室
〔→交通アクセス
〒532-0011 大阪府大阪市淀川区西中島5-14-10新大阪トヨタビル9F
■ JR 「新大阪」駅 正面口 徒歩3分
■ 地下鉄 御堂筋線「新大阪」駅 南改札7番徒歩1分
定員40名
対象ブルカーに限らずAFMをお使い、またはご検討のお客様、測定技術に興味のある方、これから携わりたい方等々
お申込み下記登録フォームよりお申込み下さい。

登録フォーム

プログラム    13:30開始 (13:00受付開始)

時間 内容  (当日のプログラムは予告なく変更することがございます。)
13:30~13:35

開催のご挨拶 


 ブルカージャパン株式会社 ナノ表面計測事業部

統括部長 鈴木 大輔

13:35~14:05

AFMによるバイオレオロジー計測:現状と今後の展開 』 

                  

 北海道大学 大学院情報科学研究院 生命人間情報科学部門 

教授 岡嶋 孝治 


 AFMは、ナノからマイクロスケールの生体試料の微細構造および力学特性を測定可能である。特にAFMは、他の力学測定法よりも高い時間分解能を有し、時間領域および周波数領域において精密なレオロジー解析を可能にする。近年では、往復フォースカーブの解析から粘弾性評価を行う技術が進展している。本講演では、AFMレオロジー測定技術の現状と課題を整理し、細胞の粘弾性評価に関する具体例を紹介する。

14:05~14:35

AFMの微小力プローブとしての汎用性:分子から細胞まで


産業技術総合研究所 細胞分子工学研究部門 

総括研究主幹 中村 史 様


 AFMは、数十pNから数百nNに及ぶ微小な力を高感度で検出できるプローブ装置であり、生体分子から細胞まで多様なスケールの機械的特性の評価に適している。フォースカーブ解析を通じて、タンパク質の持続長や細胞の弾性率といった機械的特性を定量的に評価できるだけでなく、細胞への機械刺激の印加や、細胞表面分子の検出といった応用も可能である。本講演では、AFMの実用例を紹介し、その汎用性について概説する。

14:35~14:50

『ブルカーバイオAFM製品紹介とデモンストレーション

ブルカージャパン㈱ ナノ表面計測事業部 

アプリケーションエンジニア 塚本 和己

14:50~15:05

イメージング実験の可能性を拡げる、拡張性豊かなZEISS顕微鏡システム


カールツァイス株式会社 

アプリケーション・プロダクトセールススペシャリス 滝口 正人


 近年の研究における複雑化・多角化により、顕微鏡においても単に画像を撮るだけでない、プラスアルファの性能・機能が求められるようになってきています。本発表では、実験の可能性を拡げ、顕微鏡の価値を大きく高める、AFMを含めた顕微鏡の拡張性について、ご紹介します。

15:05~15:30

休憩 
簡単なお茶とお菓子を用意しております。参加者の皆様での情報交換の機会としていただけれ幸いです。

15:30~16:30

座談会 『みんなで話そうバイオAFM』

AFMを用いた液中測定の課題や期待をパネリストの方々と意見交換できるプログラムです。ご質問・ご相談を登録フォームより承っております。

 

   パネリスト:講演者の皆様  

16:30~17:00

『“硬さ”に基づく多様な生命現象の定量解明


大阪大学院 工学研究科附属 フューチャーイノベーションセンター若手卓越教員/テクノアリーナ 准教授

兼任 大阪大学院 工学研究科 物理学系専攻 応用物理学コース 助教

松﨑 賢寿 様 


 発表者は、原子間力顕微鏡(Atomic force microscopy)と干渉、蛍光などの光学顕微鏡技術とを組み合わせて、細胞組織の物理的特性・生物学的特性が評価できる技術開発を進めてきた。本講演では、臓器恒常性に資する硬さの役割解明に関する発表者の研究例を紹介したい

17:00~17:15

クロージング アンケート/懇親会準備

17:15~18:45

懇親会



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セミナーに関するお問合せ

ブルカーナノ表面計測事業部 イベント担当 

TEL:03-3523-6361 / FAX : 03-3523-6364